
こういった疑問に答えます。

この記事では、お風呂リフォームの補助金が振り込まれない人が続出する理由や、失敗しないための業者選びの方法を解説します。
お風呂や水回りのリフォームを検討している方は、リフォーム補助金を利用して賢くリフォームしようと考えている方が多いと思います。
お風呂リフォームは、以下の制度を利用すれば20~160万の補助金をもらえる可能性があります。
お風呂・水回りリフォーム補助金一覧
- 子育てエコホーム支援事業(旧グリーン住宅支援):最大60万円【高断熱浴槽、節湯水栓、高効率給湯器、浴室断熱など】
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業:最大80〜160万円【性能向上リフォーム(断熱・耐震・バリアフリー含む)】
- 介護保険住宅改修:最大20万円(7〜9割補助)【手すり設置、段差解消、滑り防止などバリアフリー化】
- 自治体独自の助成金:上限10〜20万円程度 【地域の住宅改修支援(断熱・バリアフリー・省エネ工事)】
しかし、お風呂・水回りのリフォーム補助金は「すぐに受け取れる」「業者に任せれば安心」というわけではありません。
実際にお風呂や水回りのリフォーム補助金を巡り、補助金が支払われないといったトラブルも発生しています。
なぜ、このような補助金のトラブルが発生するかというと、お風呂や水回りのリフォームを依頼する人がすぐに補助金を受け取れるわけではないからです。
お風呂や水回りのリフォーム補助金を受け取る流れは以下のとおりです。
お風呂や水回りのリフォーム補助金を受け取る流れ
- リフォーム依頼者が先に支払い
- 業者が補助金申請をおこなう
- 行政が決定通知
- 業者経由で振り込まれる
補助金が振り込まれるタイミングは申請後に行政からの承認が得てからで、業者経由で振り込まれます。
つまり、お風呂や水回りのリフォーム補助金に詳しい業者を選ばなければ、補助金トラブルに巻き込まれるリスクが高まるということです。
このようなトラブルに巻き込まれないためには、審査の厳しい一括見積もりサイトを通して信頼できる業者を選ぶことです。
では、どうやってリフォーム業者を決めればいいのか疑問に感じる人もいるでしょう。
個人的には、無料見積もりを依頼する3〜4社を探すのがめんどくさかったり、探し方が分からない方は、審査の厳しい無料一括見積もりサイトを利用するのがおすすめ。
審査の厳しい無料一括見積もりサイトは、下記のような審査基準をクリアした信頼できる業者だけ紹介してくれるので、紹介されるリフォーム・リノベーション会社のレベルが高く、3〜4社比較することでなるべく安くリフォームできます。
一括見積もりサイトの審査基準
- 建築業許可証を取得していること。
- 顧客対応ができる店舗を持っていること。
- 過去2年以内に行政処分を受けていないこと。
- リフォーム専任担当者(工程管理者)がいること。
- 一級建築士、または二級建築士が在籍していること。
- 財務状況が健全であること(過去5年間の財務表の写しの提出)
- 建築関連の保険に加入していること(写しの提出)
- スタッフによる聞き取り、直接訪問調査。
- 第三者の専門機関による信用調査。
審査の厳しいおすすめサイト
suumoリフォーム・・利用者数は非公開、加盟店数800〜900社、対応エリア:全国、利用は無料。
▶︎地元のリフォーム会社を3〜4社紹介してくれる株式会社リクルートが運営する人気サービス。業者がSUUMOリフォームに加盟するための審査基準が厳しくため加盟店数が少なめだが、紹介される業者の質はかなり高い。実際に私が紹介された2社はどちらも見積もり金額が安く、提案のレベルも高かったので個人的には一番おすすめ。
【2025年】お風呂リフォーム補助金は20〜100万円もらえる|しかし“振り込まれない”人が続出する2つの理由!

お風呂リフォームは、制度を利用すれば20~160万の補助金をもらえる可能性があります。
ところが、お風呂リフォームの補助金について把握していないと本来もらえるはずの補助金が振り込まれない可能性があります。
そのカラクリを「2つの理由」にまとめました。
| 理由 | 損するポイント |
|---|---|
| 1申請に不慣れ、もしくはいい加減な業者を選んでしまう | お風呂リフォーム補助金の申請書類は厳しい手続き⇒実績が乏しい業者は注意が必要 |
| 2業者に全て丸投げする | お風呂リフォーム補助金の進捗状況を把握していないと全額自己負担になる可能性がある |
このようなトラブルに巻き込まれないためにも、起こりうるトラブルを把握しておきましょう。
理由①:申請に不慣れもしくはいい加減な業者を選んでしまう

お風呂リフォームの補助金を受け取るには、補助金申請の書類を提出しなければなりません。
これは、単なる申込書提出ではなく、工事写真の添付、細かい記入要件、提出期限の厳守など、書類に少しでも不備があると即却下される厳しい手続きです。
つまり、お風呂リフォーム補助金の申請に精通していない業者を選ぶと、この書類を何度も再提出するなど通常の手続きよりも長い時間を要してしまうことも。
選ばない方がよい業者の特徴
- 経験の浅い業者
- 「申請は苦手だけどまあやっておきます」というスタンスの業者
このような業者を選ぶと起こりうるトラブルは以下のとおりです。
いい加減な業者を選ぶデメリット
- 必要写真を撮り忘れる
- 書類の記入漏れで再提出を繰り返す
- 期限ギリギリに提出して間に合わない
結果、「せっかくの補助金がゼロ」という最悪の事態に陥る可能性もあります。
なかでも注意してほしいのが、「補助金対応します!」と宣伝していても、実績が乏しい業者は要注意です。
実際に、事例通知はがきが来ないまま半年放置された人も存在します。
あるお風呂・水回りリフォームの施主は、30万円の補助金をあてにして工事を実施。
しかし業者の提出ミスで行政からの通知はがきが届かず、半年以上補助金が宙に浮いたままに。
結局、全額自己負担となってしまいました。
業者選びに失敗すると、本来はもらえるはずの補助金がもらえない可能性もあるのです。
お風呂・水回りリフォームの補助金の内容と補助額は以下のとおりです。
▼ 具体例:お風呂・水回りリフォーム補助金一覧
| 補助金名称 | 補助額 | 内容 |
|---|---|---|
| 子育てエコホーム支援事業(旧グリーン住宅支援) | 最大60万円 | 高断熱浴槽、節湯水栓、高効率給湯器、浴室断熱など |
| 長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 最大80〜160万円 | 性能向上リフォーム(断熱・耐震・バリアフリー含む) |
| 介護保険住宅改修 | 最大20万円(7〜9割補助) | 手すり設置、段差解消、滑り防止などバリアフリー化 |
| 自治体独自の助成金) | 上限10〜20万円程度 | 地域の住宅改修支援(断熱・バリアフリー・省エネ工事) |
※当社独自調査(2024〜2025年)
お風呂・水回りリフォーム補助金一覧を見てもわかるように、補助額が9割のものや100万円以上補助が出るものもあります。
申請に不慣れ、いい加減な業者を選んでしまったばっかりにこれらの補助金を受け取れないのはもったいないです。
しっかりと補助金を受け取れるように、実際に起こりうるトラブルや業者選びのポイントを押さえておきましょう。
うちは国から施工業者に補助金を送金しましたという通知がハガキで来ましたが、2か月経っても、施工業者から送金されていません。電話をかけてもただいま使われておりませんというアナウンスが流れます。代表者の携帯にもつながりません。
13万円の補助金でも、100件だませば1300万円の詐欺です。本社としてはこれ以上対応できませんという返事でした。
引用:ヤフー知恵袋より
リフォーム中です。トイレ、風呂、洗面器をリフォーム。
はなれだったので風呂がなく、トイレ、洗面を移動しそれらを新設した上で風呂を増設。着工済み、完了前。
リフォーム業者は当初、それぞれいくらか支援金がもらえると言っていました。先日、期限ギリギリで予約申請したそうですが、その時になって、トイレの跡に風呂を新設しているので却下になる可能性があると言い出しました。
そんな理由で却下になることがあるのでしょうか?補足として受付終了間際になって申請をしたかどうか私が確認するまで放置していたのです。ギリギリ申請できたと言ってますが
本当は間に合わなくて適当な理由で却下されたとウソぶくつもりではないかと懸念しています。引用:ヤフー知恵袋より
チェックポイント:
- 広告宣伝費・営業経費の内訳が明記されているか
- 資材・職人手間の実際の原価率を開示しているか
- ショールーム利用の有無で値引き交渉が可能か
▼ もし大手しか検討していないなら…
相見積もりで“あまり広告費を掛けていない専門店”も比較に入れるだけで、
100万円以上のコストダウン事例が続出しています。
「施工品質は同等かそれ以上」という結果が多いのもポイントです。
理由②:業者に全て丸投げする

補助金が振り込まれないリスクを高めることとして、業者にすべて丸投げしてしまうことが挙げられます。
「業者がやってくれるだろう」と思い込んでいると、さまざまなトラブルに巻き込まれ補助金が受け取れないことも。
業者に丸投げすることで起こりうるトラブル
- 交付決定通知のはがきが届かないまま放置される
- 行政からの問い合わせに業者が対応せず、申請が宙に浮く
- 最悪の場合、業者が補助金を受け取っても施主に振り込まない
「業者に任せておけば安心」、「業者がやってくれるだろう」このように考えている方は多いと思います。
しかし、すべての業者が真摯に対応してくれるわけではありません。
前述したように、水回りリフォーム補助金の申請に不慣れな業者やいい加減な業者を選ぶと大損してしまう可能性もゼロではありません。
こうなると、施主は工事費を全額自己負担し続ける羽目になります。
「任せて安心」のつもりが、「知らないうちに大損」になる典型パターンです。
実際に、補助金が振り込まれないまま業者が連絡を絶ったり、工事完了後に業者が補助金を受け取ったものの、施主への振込がなかなか行われなかったりというケースも発生しています。
連絡しても「確認します」の一点張りで、最終的に補助金が戻らなかったという声もあります。
依頼者からしたら耳を疑いたくなるような話ですが、実際に起こっていることとして把握しておかなければなりません。
リフォーム補助金の申請に関して
3月末に風呂トイレ洗面所(マンション)のリフォームをしました。
見積もり時点で補助金が出るとの確約ももらいました。
さて、工事が終わった後、書類の申請をしたのですがいまだにリフォーム会社から申請書類がきません。引用:ヤフー知恵袋より
昨年住宅エコリフォーム補助金を踏まえて高額な水回りのリフォームをしました。業者からも具体的な補助金額を明示されましたが、業者の申請の遅れか不備か分かりませんが、未だに補助金がもらえません。
業者からはまだ会社に当局から入金がないと言います。昨年8月に申請しているのであまりに遅すぎます。業者はお待ちくださいの一点張り。補助金支給がない場合、泣き寝入りするしかないでしょうか?引用:ヤフー知恵袋より
丸投げせずにやるべきアクションプラン

お風呂・水回りのリフォームをしようと考えていた方は、補助金が受け取れない事案を知り不安に感じていると思います。
ですが、しっかりと対策を取れば補助金を受け取れるので安心してください。
お風呂・水回りの補助金を確実に受け取るためには、施主自身も一定の関与が欠かせません。
具体的には、3つのポイントを押さえておく必要があります。
- 申請の流れを理解しておく
- 進捗を定期的に確認する
- 補助金対応の実績がある業者に依頼する
受け取れる権利がある補助金をしっかりもらうためにも、1つずつポイントを理解していきましょう。
まず、申請の流れを理解しておくことが重要で、仕組みを把握しておくとよいです。
ポイント
- 工事費を先に払う
- 業者が申請
- 行政が決定通知
- 補助金が振り込まれる
お風呂や水回りのリフォームをするときは、工事費を先に業者に支払う必要があります。
次に、業者が申請手続きをおこない提出書類などに不備がなければ行政が決定通知を出します。
その後、補助金は業者に支払われそれを施主が受け取るという流れです。
そのため、施主が直接的に関わるのは業者のみとなっています。
ここで重要なのは、施主が業者に対して「いつ申請したか」「行政からの返答はあったか」などを定期的に確認することです。
交付決定通知のはがきがいつ届く予定かも事前に聞いておくとさらに安心です。
具体的な行動を把握しておくことで、業者が対応を後回しにしたり申請忘れを防いだりする確率を下げられます。
そして、施主がおこなうべき対応として最も重要なのは、補助金対応の実績がある業者に依頼することです。
業者選びをしっかりおこなえていれば、業者に自らが確認せずともしっかりと対応してもらえます。
任せて安心の業者選びのポイント
- 申請成功例を確認する
- 審査の厳しい一括見積もりサイトで複数社を比較する
業者を選ぶときは、過去の実績を確認するとよいです。
これまでの申請成功例や、補助金の知識を持っているかをチェックします。
数いる業者のなかから安心して任せられる業者を見つけるのは難しいと感じますよね。
そんなときは、“審査の厳しい一括見積もりサイト”の利用をおすすめします。
審査の厳しい一括見積もりサイトであれば、手軽に複数社を比較することが可能です。
しかも、数々の条件を満たした業者のみが登録しているので、これまで紹介したトラブルとは無縁です。
調べるのが面倒だからといってすぐに業者を決定したり、安さで選んだりすると補助金が受け取れないトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
そのため、施主自身がトラブルに巻き込まれない対策を取っていくことが重要です。
このように「施主も関与する姿勢」を持つことで、丸投げによるトラブルを大幅に減らせます。
とくに、 SUUMOリフォームの一括見積もりのように審査を通過した業者に依頼すれば、補助金申請の経験値が高い会社を紹介してもらえます。
一括見積もりサイトの審査基準
- 建築業許可証を取得していること。
- 顧客対応ができる店舗を持っていること。
- 過去2年以内に行政処分を受けていないこと。
- リフォーム専任担当者(工程管理者)がいること。
- 一級建築士、または二級建築士が在籍していること。
- 財務状況が健全であること(過去5年間の財務表の写しの提出)
- 建築関連の保険に加入していること(写しの提出)
- スタッフによる聞き取り、直接訪問調査。
- 第三者の専門機関による信用調査。
一括見積もりサイトは、リフォーム業者を紹介してくれるだけではありません。
たとえば、suumoリフォームの電話相談では、リフォームに関する経験と知識が豊富で対応が丁寧なアドバイザーが話を聞いてくれるので、気兼ねなく相談できます。
また、見積もりをして依頼する業者を1社に決めたあと、他の業者への断りの連絡をしてくれるなど、面倒なやり取りを代行してくれます。
まとめ
こういった疑問に答えました。
結論
- 補助金が“振り込まれない”ケース①申請に不慣れ、もしくはいい加減な業者を選んでしまう
- 補助金が“振り込まれない”ケース②業者に全て丸投げする
- 悪質なリフォーム業者を避けて、なるべく費用を抑えつつ信頼できるリフォーム業者を見つけたいなら、審査の厳しい一括見積もりサイトから3社ほど紹介してもらって比較してから業者を決めること
審査の厳しいおすすめサイト
suumoリフォーム・・利用者数は非公開、加盟店数800〜900社、対応エリア:全国、利用は無料。
▶︎地元のリフォーム会社を3〜4社紹介してくれる株式会社リクルートが運営する人気サービス。業者がSUUMOリフォームに加盟するための審査基準が厳しくため加盟店数が少なめだが、紹介される業者の質はかなり高い。実際に私が紹介された2社はどちらも見積もり金額が安く、提案のレベルも高かったので個人的には一番おすすめ。