2000万円の費用があれば一戸建てのフルリフォームは十分可能です。とはいえ、費用が高額なため、

など不安や疑問を抱く人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、予算2,000万円で戸建てをどこまでフルリフォームできるのかを事例をもとに解説します。

「フルリフォーム」or「建て替え」で迷ったら、SUUMOリフォーム×HOME4U家づくりのとびらで相見積もり比較を!
「フルリフォームか建て替えかどっちがいいんだろう?」——と迷ってる方は、まず"フルリフォームが得意な会社"と"建て替えが得意な会社"の両方の専門会社から「見積もり」と「提案」を取り寄せて比較することが鉄則です。
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概算見積やプラン、補助金・ローンのアドバイスまでワンストップで受け取れるため、工事費だけでなく提案力や担当者との相性も一度にチェック可能です。
比較の結果、フルリフォームの方が費用対効果に優れると判断できれば、そのままリフォーム会社と詳細設計へ進めばOK。
一方、建物の老朽化が深刻で耐震・断熱強化に莫大な追加費用がかかる場合は建て替えを選んだほうが、将来的な維持コストを抑えられる可能性もあります。複数の専門家の意見を聞くことで、後悔しない住まい選びが実現します。
まずは無料の相見積もりを活用して、見積もり金額とプロの提案・アドバイスを比較して、それからフルリフォーム・リノベーションにするのか?建て替えにするのか?を選ぶのがベスト。

フルリフォーム vs 建て替え 早見表
比較項目 | フルリフォーム (30〜35坪想定) |
建て替え (30〜35坪想定) |
---|---|---|
工事費総額 | 700万〜2,500万円 ※水回り移動・設備グレードで変動 |
1,800万〜4,000万円 ※仕様・構造・地盤改良の有無で変動 |
工期 | 3〜5か月 | 6〜9か月 |
耐震性能 | 既存躯体次第 (補強で等級1〜2程度まで向上可) |
新築基準で等級2〜3取得も可 |
固定資産税評価 | 建物評価額は小幅増 | 新築扱いで評価額増 |
補助金・減税 | 長期優良住宅化リフォーム等 上限250万円程度 |
こどもエコすまい/ZEH等 上限100万円〜 |
SUUMOリフォーム&HOME4U家づくりのとびらを併用するメリット
- 専門分野が異なる会社を一括比較
リノベ特化企業と新築系ハウスメーカーの両方の視点で見積もり比較、アドバイスも受けられる。 - 補助金・ローンの最適解を提案
各社のファイナンシャルプランナーが組み合わせパターンを提示。 - “隠れコスト” を炙り出せる
仮住まい費・解体費・外構費など抜けがちな項目を一覧化できる。


一戸建てフルリフォーム2000万円の内訳と費用相場
2000万円という金額は、一戸建てのフルリフォームにおいてやや高額な水準に位置します。

水回り(キッチン・浴室・トイレ・洗面所)の費用相場
リフォーム内容 | 相場 |
キッチン全体のリフォーム | 80万〜400万円 |
トイレ全体の改装(タンク式) | 20万〜100万円 |
システムバスの交換 | 60万〜150万円 |
洗面所の改装 | 20万〜100万円 |
水回り(キッチン・トイレ・浴室・洗面台)のリフォームは、合計で300万〜500万円が目安です。
キッチンをシステムタイプに変更するだけでも100万〜200万円かかるため、機能性やブランドにこだわると費用がさらに上振れします。

内装・間取り変更の費用相場
リフォーム内容 | 相場 |
壁クロスの貼り替え | 6万〜30万円 |
2室→1室に間取り変更 | 50万〜80万円 |
和室→洋室への改装 | 50万〜200万円 |
和室→洋室(バリアフリー仕様)への改装 | 70万〜300万円 |
ダイニングの改修 | 100万〜200万円 |
リビングの改修 | 200万〜400万円 |
内装や間取り変更にかかる費用は、総額300万〜500万円が相場です。間仕切りの撤去やLDK化など、構造に関わる工事がある場合はコストがかさみます。

外装・屋根のリフォームの費用相場
リフォーム内容 | 相場 |
ストレート屋根の塗り替え | 20万〜80万円 |
瓦屋根の交換 | 70万〜120万円 |
外壁材の重ね塗り | 50万〜150万円 |
サイディングの上貼り | 80万〜200万円 |
屋根や外壁の補修・塗装には、全体で150万〜300万円かかります。築年数が浅い場合は劣化が進んでいないため、外装・屋根にかかる費用を安く抑えられます。

設備交換・性能向上リフォームの費用相場
リフォーム内容 | 相場 |
内窓の追加 | 6万〜12万円 |
ガス給湯器の交換 | 20万〜50万円 |
床暖房の敷設 | 50万〜150万円 |
オール電化への改修 | 100万〜200万円 |
耐震補強(基礎からの工事) | 100万〜200万円 |
太陽光発電システム | 200万〜300万円 |
断熱・耐震・防音といった性能向上工事には、全体で200万〜400万円の費用が発生します。
さらに給排水管や電気配線など、目に見えないインフラ部分の更新には100万円以上かかることもあります。

2000万円でどこまでのフルリフォームができる?事例を紹介
2000万円の費用があれば、単なる模様替えではなく、住宅の構造から刷新するスケルトンリフォームも視野に入ります。

事例1:築28年・壁を取り払って広々としたLDKに変更
費用 | 2066万円 |
費用内訳 | 仮設・解体工事: 72万円 木・サッシ工事: 650万円 内装・建具工事: 74万円 設備・電気工事: 185万円 タイル・塗装工事: 95万円 断熱材工事: 50万円 建材・住宅設備機器: 580万円 その他工事・諸経費: 360万円 |
工期 | 150日 |
面積 | 113平米 |
築28年の2階建てを改装・増築した事例です。
フルリフォームのポイント
- 1階は洋室の壁を取り払って広々としたLDKに間取りを変更
- 対面型カウンターキッチン・浴室・トイレを新たに設置
- 1階にウッドデッキを取り付け
- オール電化を採用し断熱改修を実施
- 天井・壁・床に自然素材を採用
居室のない離れだった家をリフォームしているため、玄関や水回りを追加するなどかなり大掛かりな工事ですが、ほぼ2000万円の費用で完了しています。

事例2:築38年・二世帯住宅へ間取りを変更
費用 | 2143万円 |
費用内訳 | 仮設・解体工事:165万円 基礎工事:30万円 屋根・外壁・外まわり工事:609万円 大工工事:548万円 内装工事:198万円 設備工事費:327万円 電気・ガス・給排水・水道工事:264万円 |
工期 | 3ヶ月 |
面積 | 111.98平米 |
子世帯と同居できるように母屋の2階をリフォームした事例です。
フルリフォームのポイント
- 1階と2階に生活スペースを分離して二世帯住宅へ
- 2階に外階段と子世帯用の玄関、水まわりを設置
- 納戸だったスペースをLDKに間取り変更
- 現在の耐震基準をクリアする補強工事を実施
- 屋根下に断熱材を施工、窓に複層ガラスを採用し快適性アップ
生活時間の異なる2世帯が気兼ねなくくらせるよう、2階に直接アプローチできる外階段を設置したのが特徴です。

事例3:築50年・老朽化した住宅をスケルトンリフォーム
費用 | 2344万円 |
費用内訳 | 仮設工事:156万円 解体工事:58万円 基礎ブロック工事:198万円 木工事:418万円 屋根板金工事:214万円 左官工事:31万円 塗装工事:45万円 タイル工事:36万円 建具表具サッシ工事:293万円 内装工事:167万円 電気工事:122万円 衛生設備工事:267万円 住宅設備工事:268万円 エクステリア工事:71万円 |
工期 | 5ヶ月 |
面積 | 122平米 |
築50年の老朽化した住宅をスケルトンリフォームし、新築のように住まいを一新した事例です。
フルリフォームのポイント
- フルスケルトンにして構造を確認し、金物補強などで耐震性を向上
- 貸し部屋だった部分を約6坪減築し、駐車場を新設
- 1階に和室、2階に洋室と納戸を設置
- 床暖房や断熱材を導入
- 最新のシステムキッチンや魔法瓶浴槽を採用
断熱・耐震などの性能向上リフォームを中心におこなった結果、住まいの快適性が大幅に向上しました。また減築によって新たに駐車場を作るなど、外観も大きく変化しています。

2000万円フルリフォームはこんな人におすすめ
2000万円の戸建てフルリフォームは、以下の人におすすめです。
- 家を丸ごと刷新したい
- 中古住宅を購入して理想の住まいに作り変えたい
- 耐震・断熱などの性能を現代基準に引き上げたい
- 家族構成に合わせて間取りを自由に変えたい
- 古い家の雰囲気を活かしつつ設備は最新にしたい
特に築20〜40年の木造住宅では、建て替えよりもフルリフォームをしたほうがコストを抑えられます。

戸建てを2000万円でフルリフォームするときの注意点
2000万円という十分な予算があっても、リフォームには想定外のトラブルや費用増加のリスクがあります。

解体や見えない部分に追加費用がかかることも
リフォームでは、解体後に発覚する劣化や損傷により追加工事が必要になるケースがあります。
たとえば、
- 柱の腐食
- シロアリ被害
- 給排水管の老朽化
- 地盤沈下
などは着工後にしか分からないことも多く、数十万〜100万円単位の追加費用が発生することも。

補助金・減税制度を利用しないと損しやすい
性能向上リフォームには、各種の補助金や減税制度が活用できます。代表的なものは以下の通りです。
補助金・減税制度 | 概要 |
長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 耐震・断熱・劣化対策のリフォームに最大160万円の補助金を支給 |
住宅ローン減税 | 住宅ローンを借り入れて住宅の増改築等をした場合、年末のローン残高の0.7%を所得税から最大13年間控除 |
リフォーム促進税制 | 住宅に一定のリフォームを行った場合、所得税の税額控除や固定資産税の減額措置を実施 |

施工会社選びで費用に差が出る
施工会社によって工事費用や仕上がりは異なるので、業者選びは慎重な判断が必要です。
注意ポイント
1社から見積もりを取っただけでは相場がわからず、提示された金額が高いのか低いのか判断できません。
適正価格を見極めるには、少なくとも3社以上から相見積もりを取る必要があります。
複数社から見積もりを取るときに役立つのがSUUMOです。経験豊富なアドバイザーが予算に合う優良会社を3〜4社紹介してくれるので、費用やサービスを比較して納得のいく業者を選べます。
2000万円の戸建てフルリフォームで理想の暮らしを手に入れよう
2000万円の予算があれば、「見た目」だけでなく、戸建ての性能・快適性・デザインをトータルで見直すことが可能です。
フルリフォームは補助金支給や住宅ローン減税などの対象になるため、建て替えと比べるとコスパの高い選択肢です。
しかし、見えない部分の費用増や業者選びの失敗など、注意すべきポイントも多くあります。
まずはSUUMOで無料の見積もりを複数社から取り寄せて、現実的なプランニングから始めてみてはいかがでしょうか。
信頼できる施工会社とよく相談しながら、後悔のないフルリフォームを実現しましょう。
「フルリフォーム」or「建て替え」で迷ったら、SUUMOリフォーム×HOME4U家づくりのとびらで相見積もり比較を!
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そこでおすすめなのが、SUUMOリフォーム×HOME4U家づくりのとびらの併用。
SUUMOリフォームではリノベーションが得意な施工会社を、HOME4U家づくりのとびらでは建て替えに強いハウスメーカーや工務店をそれぞれ2〜3社ずつ無料で紹介してもらって「見積もり金額」「提案・アドバイス」を比較して下さい。
概算見積やプラン、補助金・ローンのアドバイスまでワンストップで受け取れるため、工事費だけでなく提案力や担当者との相性も一度にチェック可能です。
比較の結果、フルリフォームの方が費用対効果に優れると判断できれば、そのままリフォーム会社と詳細設計へ進めばOK。
一方、建物の老朽化が深刻で耐震・断熱強化に莫大な追加費用がかかる場合は建て替えを選んだほうが、将来的な維持コストを抑えられる可能性もあります。複数の専門家の意見を聞くことで、後悔しない住まい選びが実現します。
まずは無料の相見積もりを活用して、見積もり金額とプロの提案・アドバイスを比較して、それからフルリフォーム・リノベーションにするのか?建て替えにするのか?を選ぶのがベスト。

フルリフォーム vs 建て替え 早見表
比較項目 | フルリフォーム (30〜35坪想定) |
建て替え (30〜35坪想定) |
---|---|---|
工事費総額 | 700万〜2,500万円 ※水回り移動・設備グレードで変動 |
1,800万〜4,000万円 ※仕様・構造・地盤改良の有無で変動 |
工期 | 3〜5か月 | 6〜9か月 |
耐震性能 | 既存躯体次第 (補強で等級1〜2程度まで向上可) |
新築基準で等級2〜3取得も可 |
固定資産税評価 | 建物評価額は小幅増 | 新築扱いで評価額増 |
補助金・減税 | 長期優良住宅化リフォーム等 上限250万円程度 |
こどもエコすまい/ZEH等 上限100万円〜 |
SUUMOリフォーム&HOME4U家づくりのとびらを併用するメリット
- 専門分野が異なる会社を一括比較
リノベ特化企業と新築系ハウスメーカーの両方の視点で見積もり比較、アドバイスも受けられる。 - 補助金・ローンの最適解を提案
各社のファイナンシャルプランナーが組み合わせパターンを提示。 - “隠れコスト” を炙り出せる
仮住まい費・解体費・外構費など抜けがちな項目を一覧化できる。
