
こういった疑問に答えます。
この記事では、外壁塗装で助成金を使うときの2つの落とし穴や、外壁塗装で失敗しないための方法を解説します。
外壁塗装の費用を抑えようとしたときに、まず考えるのは国や県の助成金という方も多いのではないでしょうか?
しかし、外壁塗装の助成金はあまりあてにはなりません。なぜなら「①助成金の給付条件はかなり厳しい」「②助成金が給付されても工事が安くなるとは限らない」といった落とし穴があるためです。
また、実際は対象外であったり、制度そのものがなかったりするにも関わらず「給付金を使えば自己負担ゼロで外壁塗装ができる」と営業をする詐欺まがいの業者も増えてきています。
外壁塗装の価格を抑えるには、助成金をあてにするよりも「複数業者から相見積もりを取って比較する」のがおすすめ。
では、どうやって外壁塗装業者を決めればいいのか疑問に感じる人もいるでしょう。

とはいえ、複数の業者に見積もりを依頼するのは、めんどくさいですし、信頼できる業者の選び方もわからないですよね。
個人的には、無料一括見積もりサイトを利用するのがおすすめです。
無料一括見積もりサイトは、下記のような厳しい審査基準をクリアした業者だけ紹介してくれます。紹介される外壁塗装のリフォーム会社は信頼性が高く、3〜4社の中からもっとも安い業者を選べます。
一括見積もりサイトの審査基準
- 建築業許可証を取得していること。
- 顧客対応ができる店舗を持っていること。
- 過去2年以内に行政処分を受けていないこと。
- リフォーム専任担当者(工程管理者)がいること。
- 一級建築士、または二級建築士が在籍していること。
- 財務状況が健全であること(過去5年間の財務表の写しの提出)
- 建築関連の保険に加入していること(写しの提出)
- スタッフによる聞き取り、直接訪問調査。
- 第三者の専門機関による信用調査。

審査の厳しいおすすめサイト
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「助成金を使えば外壁塗装は安くできる」は大間違い|知らないと損する2つの落とし穴!
外壁塗装の費用を抑える方法として助成金を検討する方も多いかもしれません。
ところが、外壁塗装の助成金はあまりあてにできないうえ、業者も詐欺まがいのところと契約してしまうと、大きなトラブルに巻き込まれる危険性があります。
外壁塗装の助成金があてにできない「2つ理由」は以下の通り。
理由 | 助成金があてにできない理由 |
---|---|
1 | 助成金は誰でももらえるわけではなく条件が厳しい |
2 | 助成金を使えたとしても工事費全体が安くなるとは限らない |

落とし穴①:助成金は誰でももらえるわけではなく条件が厳しい
外壁塗装の助成金制度があるなら、使ったほうが得ではないか?と考える方も多いでしょう。しかし、外壁塗装で助成金をもらうのはかなり難しくなっています。
実際、外壁塗装で助成金を申請しても、金額が限られていたり、そもそも助成金の対象外だったりすることがほとんど。
また、外壁塗装に使える助成金制度は国や地方自治体のものがそれぞれ存在していますが、金額や条件、内容が違うので注意も必要です。
国が行っている外壁塗装の助成金制度
まずは、国の行っている外壁塗装の助成金制度から見ていきましょう。そもそも国の制度では「外壁塗装のみ」を対象とした助成金制度はありません。外壁塗装で助成金がもらえるケースは、助成金給付対象の工事と組み合わせたときだけです。
とはいえ、外壁塗装への助成金の給付条件が厳しいことにはかわりありません。たとえば国土交通省の子育てグリーン住宅支援事業の給付金については「塗装工事は対象外です」と明確に回答されています。
Q. 外壁や屋根の遮熱塗装工事は、断熱改修の対象になりますか(遮熱塗料は対象製品ですか)
A. 塗装工事は対象外です。

地方自治体が行っている外壁塗装の助成金制度
国の助成金制度が外壁塗装に使えないなら、地方自治体の助成金制度ならどうでしょうか?結論からいえば、地方自治体の助成金もあまりあてにできません。
そもそも、外壁塗装のみで助成金がある自治体が少なく、全体の5%程度となっています。また、外壁塗装のみで助成金がもらえる場合でも、条件が厳しくなっていることがほとんどです。
条件は自治体によって異なりますが「断熱効果の高い塗料を使うこと」「塗装をする住宅が空き家であること」などがあります。
断熱効果の高い塗料は、通常の塗料に比べて2~3倍ほど価格が高く、その分工事代金が高くなりがちです。せっかく助成金がもらえたとしても工事代金が高くなってしまえば安く外壁塗装ができたとはいえません。
空き家の助成金も、そもそも外壁塗装をしたい住宅が空き家でなければならないので、ハードルは高くなっています。

落とし穴②:助成金を使えたとしても工事費全体が安くなるとは限らない
多くのハードルを超えて外壁塗装で助成金が使えたとしても、それで工事全体の費用が下がるわけではありません。
基本的に助成金でカバーできるのは外壁塗装の費用の一部のみです。もし、外壁塗装の費用がもらえた助成金を大きく上回った場合、工事全体の費用が下がったとはいえません。
また、外壁塗装業者の中には、助成金で安くなった分を余計に請求する悪質な業者も存在します。もし、そのような業者に外壁塗装を依頼してしまったら、助成金がもらえたとしてもむしろ費用は高額になるうえ、トラブルに巻き込まれる可能性も非常に高いです。
父が屋根工事の詐欺?に引っかかってしまった…😢
屋根、外壁塗装の工事で、通常の倍額くらいを吹っかけられてしまったみたい…お金払ってしまってるみたいだけどどうにかなるんだろうか…無理そうだな…😭— ₺ჯ₺ჯおしり (@r1k0p1n0) February 21, 2023
外壁塗装に補助金がつかえるとか
詐欺のようなバナーがよく見かけるが
ごくごく一部の特殊なケースでのみ
補助金が使えることがあることはあるが、一般的には補助金などないことを
知っておいてください。おとり広告。— 犬猫METAL ZZ.ver (@moeropuroyakyuu) July 22, 2025
私のパソコンでも、ネットを開けると、「外壁塗装の補助金」という広告がやたらと目につきます。
そんでもって、一度問い合わせをしてみようとしたら、こちらの個人情報を入れないと問い合わせもできない仕組みでした。
たぶん、問い合わせがあった人に対して、補助金なしでも外壁塗装を勧めるためでしょう。実際、さいたま市では、外壁塗装などに対する補助金はありません。
引用:Yahoo知恵袋より

外壁塗装の費用を安くする助成金以外の方法5選
外壁塗装に助成金を使える場面は少ないため、費用を抑える手段としてあまり有効ではありません。そこで、助成金以外で外壁塗装の費用を抑える方法もご紹介します。
外壁塗装を安くする方法5選
- 信頼できる業者に発注する
- 複数業者から相見積もりを取って比較する
- 塗料のグレードを下げる
- 繁忙期は避ける
- 工期は長めに設定する
とくに重要なのは「業者選び」です。信頼できる外壁塗装業者を探して、複数から見積もりを取って比較することがもっとも大切といえます。

外壁塗装で損をしない助成金以外の方法とは?
外壁塗装で損をしないために大切なのは、審査の厳しい無料一括見積もりサイトを利用することです。
審査の厳しい無料一括見積もりサイトは、以下のような審査基準をクリアした信頼できる外壁塗装リフォーム業者を紹介してくれるので、安心して依頼できます。
一括見積もりサイトの審査基準
- 建築業許可証を取得していること。
- 顧客対応ができる店舗を持っていること。
- 過去2年以内に行政処分を受けていないこと。
- リフォーム専任担当者(工程管理者)がいること。
- 一級建築士、または二級建築士が在籍していること。
- 財務状況が健全であること(過去5年間の財務表の写しの提出)
- 建築関連の保険に加入していること(写しの提出)
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- 第三者の専門機関による信用調査。
一括見積もりサイトは、外壁塗装のリフォーム業者を紹介してくれるだけではありません。
たとえば、suumoリフォームの電話相談では、リフォームに関する経験と知識が豊富で対応が丁寧なアドバイザーが話を聞いてくれるので、気兼ねなく相談できます。
また、見積もりをして依頼する業者を1社に決めたあと、他の業者への断りの連絡をしてくれるなど、面倒なやり取りを代行してくれます。

まとめ

こういった疑問に答えました。
結論
- 外壁塗装の助成金は国・自治体ともにもらうのがかなり難しい
- 外壁塗装の助成金をもらえたとしても、工事全体の費用が安くなるとは限らない
- 外壁塗装の助成金をあてにしすぎて業者選びを適当にしてしまうと、法外な費用を請求されたりトラブルに巻き込まれたりするリスクがある

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