このように思っている人、実は危険です。外壁塗装の相場を鵜呑みにすると、あなたを待っているのは大きな落とし穴かもしれません。
この記事では、外壁塗装の相場を鵜呑みにすると失敗する2つの理由や外壁塗装で損をしないための方法を解説します。
外壁塗装について調べると、「依頼するときは相場を把握しよう」といった言葉を見かけることが多い傾向にあります。もちろん、相場を知ること自体が悪いわけではありません。相場を知っていると安心するのも事実です。
しかし、外壁塗装の相場を鵜呑みにするのはおすすめできません。これには、大きく2つの理由が関係しています。
理由
- 業者の言いなりになりやすくなる
- 手抜き工事のサインを見逃す可能性がある
「落とし穴になんてハマりたくない、どうすればいいの？」と思う人もいますよね。
とはいえ、複数業者から見積もりを取り寄せるのは面倒ですよね。しかも、できれば無料で取り寄せたいもの。
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一括見積もりサイトの審査基準
- 建築業許可証を取得していること。
- 顧客対応ができる店舗を持っていること。
- 過去2年以内に行政処分を受けていないこと。
- リフォーム専任担当者(工程管理者)がいること。
- 一級建築士、または二級建築士が在籍していること。
- 財務状況が健全であること(過去5年間の財務表の写しの提出)
- 建築関連の保険に加入していること(写しの提出)
- スタッフによる聞き取り、直接訪問調査。
- 第三者の専門機関による信用調査。
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外壁塗装の相場はアテにならない！鵜呑みにすると失敗する2つの落とし穴
外壁塗装は住宅の印象を大きく変えられるので、自宅が生まれ変わったかのような新鮮な気持ちになります。そのため、外壁塗装することを考えたらワクワクするという人もいませんか？
とはいえ、なるべく費用は安く抑えたいもの。しかし、相場情報のみを鵜呑みにすれば、逆に損をしてしまう可能性もあります。
外壁塗装を依頼するとき、相場情報のみを鵜呑みにするとなぜ失敗するのでしょうか？理由は大きく2つあります。
| 理由 | 損するポイント |
|---|---|
| 業者の言いなりになりやすくなる | 相場と同程度だから大丈夫だと安易に契約する → 不要な工事や割高な塗料を盛り込まれていても気づかず損をする |
| 手抜き工事のサインを見逃す可能性がある | 相場より安い見積もりを提示されてお得だと思い込む → 実は手抜き工事だから費用が安かっただけという可能性がある |
理由①：業者の言いなりになりやすくなる
外壁塗装の相場情報のみを鵜呑みにすると、業者の言いなりになりやすくなります。これは、内容がどうであれ相場情報と業者が提示してきた金額が同程度であれば「大丈夫だろう」と安易に判断してしまう可能性があるからです。
たとえば、以下のような状況だった場合、「いや、これは絶対に怪しいぞ」と疑いの目を向ける人は少ないと思います。
例
- 外壁塗装の相場を調べたら100万円程度と出てきた
- 業者が持ってきた見積もりは100万円だった
相場と業者の見積もりがほとんど一緒であれば、安心して契約してしまう人もいると思います。しかし、業者が持ってきた見積もりの内容は本当に正しいのでしょうか？
疑問
- 不要な工事は追加されていませんか？
- 必要以上に高額な塗料は使われていませんか？
- 施工日数や職人さんの人数は適切ですか？
実は、相場と同程度の費用だったはずなのに、よくよく調べてみたら不要な工事が追加されていたり、不必要に高級な塗料を使われていたりして、余計な出費が発生していたというケースも少なくありません。
実際、よく調べないまま外壁塗装を依頼してしまった人のなかには、以下のように詐欺的な被害に遭ってしまった人もいます。
外壁塗装で詐欺に遭ってしまったかもしれません。
工事完了後に知り合いの大工さんに話をした所、その工事なら私が支払った金額の半額ぐらいでできるのでは？と言われました。引用：ヤフー知恵袋より
支払った費用の半分で済んだとあとからわかったときの心情を想像してみてください。辛いという一言では言い表せない苦しい感情になる人がほとんどだと思います。
このように、相場を意識した金額を提示しつつ、見積もりを不透明にして利益を上乗せする悪質な業者も存在します。
「じゃあ、ネットに書かれている相場情報はすべて嘘ってこと？相場情報は見ないほうがいいの？」と思う人もいるかもしれません。
ここで間違ってほしくないのは、相場情報を見るのが悪いと言っているわけではないということです。相場を確認するのは問題ありません。「相場を把握している＝安心」という考え方が落とし穴になり得るのです。
結局、外壁塗装において業者の言いなりになってしまい、不満を抱えている人は多数います。
うちの親父がそうでした。
実家に帰って、実家の火災保険・自動車保険見直したら、何十年も東京海上日動の保険担当者の言いなりで、めっちゃ高い保険料払ってて、外壁塗装も相見積りとらないで業者の言いなり。車を手放す事になって車売る時も、一件だけで決めようとしてた。いいカモにされてました。— 風の又三郎 (@LC7DPfw36sBarRe) August 29, 2025
あまりないのね。
じゃあ、あたしに限って色々起こるタイプなんでわからないわね今のところ業者の言いなりで外壁塗装と屋根の塗装はやってるけど高杉っ！— MJ mjforever (@QMjH55) January 31, 2019
「相場情報を鵜呑みにする危険性がわかった」「業者の言いなりになりたくない」という場合は、厳しい審査を通過した業者のみを紹介してくれるSUUMOリフォームがおすすめです。簡単に相見積もりを取れるので、自宅の外壁塗装にかかる本当の費用を手間をかけずに把握できます。
理由②：手抜き工事のサインを見逃す可能性がある
外壁塗装の相場情報のみを鵜呑みにしていると、手抜き工事のサインを見逃す可能性があります。これは、相場よりも安い費用を提示されたときに「ラッキー」と飛びついてしまうことがあるからです。
たとえば、外壁塗装の相場が100万円と出てきて、業者が提示してきた金額が70万円だった場合、「ラッキー！相場よりかなり安いぞ！」と思う人もいますよね。
ただ、その30万円はなぜ安くなったのでしょうか？以下のような理由が考えられます。
疑問
- 下塗りなど必要な工程を省かれていた
- 適切ではないグレードの低い塗料を使われていた など
もちろん、お客様のことを考え、施工内容を変えることなく適切に値引きしてくれる業者もいます。しかし、すべての業者がお客様ファーストとは限りません。
必要な工程を省いたり、材料の質を落としたりすることで安さを実現している業者もあります。そのような業者に依頼した結果、たった数年で塗装が剥がれてしまい、結局高額な修繕費を支払うことになったというケースも少なくありません。
2年前に屋根と外壁の塗装をした時に手抜きがあって
目地がきちんとふさいでなくてそこからアリが侵入してるって…
で…黒アリの駆除剤を散布してもらう事に
ついでに白アリの方も全然やってなかったから…
9万代で収まったよ～!
塗装代は酷すぎるぐらい高かった
文句言いたいわ～— 織姫⁺.˖*多忙につきお休みしてます(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ꕤ*.ﾟ (@vegalove77) May 1, 2024
外壁塗装、剥がれて始めた所を発見。一年保たないじゃん。やっぱり手抜きじゃん。旦那の機嫌が良い日に報告しなきゃなぁー。家の事になると過剰反応するからなぁー。
— はつめ (@hatume1600) June 17, 2023
賢い外壁塗装の進め方
- 複数社から相見積もりを取り、金額差と提案力を比較する
- 補助金・減税申請サポート実績がある会社を選ぶ
- 契約前に総支払額（工事費＋諸経費＋補助金反映後）で検討する
「大手＝安心」というイメージだけで即決せず、地域密着のリフォーム専門会社や中間マージンの少ない直営施工会社からも見積もりを取ってみてください。
外壁塗装で損しないための方法とは？
外壁塗装は相場を知っていれば安心だと思われがちですが、複数社から相見積もりを取得し、金額とその工事内容をしっかりと確認する必要があります。
相場を過信する危険性
- 不要な工事の実施や割高な塗料の使用で損をする
- 下地処理の省略や手抜き工事で結局修繕費が高騰する など
相場を鵜呑みにして業者を選ぶこと自体が最大の落とし穴だと理解しておきましょう。
外壁塗装で損しないための確実な方法は、審査の厳しい無料一括見積もりサイトを利用することです。
審査の厳しい無料一括見積もりサイトは、以下の審査基準をクリアした信頼できるリフォーム業者を紹介してくれるので、安心して依頼できます。
一括見積もりサイトの審査基準
- 建築業許可証を取得していること。
- 顧客対応ができる店舗を持っていること。
- 過去2年以内に行政処分を受けていないこと。
- リフォーム専任担当者(工程管理者)がいること。
- 一級建築士、または二級建築士が在籍していること。
- 財務状況が健全であること(過去5年間の財務表の写しの提出)
- 建築関連の保険に加入していること(写しの提出)
- スタッフによる聞き取り、直接訪問調査。
- 第三者の専門機関による信用調査。
一括見積もりサイトは、外壁塗装業者を紹介してくれるだけではありません。
たとえば、SUUMOリフォームの電話相談では、外壁塗装に関する経験と知識が豊富で対応が丁寧なアドバイザーが話を聞いてくれるので、気兼ねなく相談できます。
また、見積もりをして依頼する業者を1社に決めたあと、他の業者への断りの連絡をしてくれるなど、面倒なやり取りを代行してくれます。
SUUMOリフォームなら倒産リスクに備える「完成安心保証」が無料でついてくる
かなりメリットなのに意外と知られていないのが、SUUMOリフォームの「完成安心保証」。
依頼した建築会社・工務店などが途中で倒産し、工事が継続できない状況になった際に最大1000万円まで保証してくれて、工事を引き継ぐ会社の手配なども行ってくれます。
【住宅会社ニコハウスが自己破産】返金も連絡もなく… 困惑する契約者たちの声 新潟 NNNセレクション
[01:43] この動画は、住宅会社が自己破産し、多額の着工金を支払ったにもかかわらず家が建たないままとなってしまった契約者の方々の悲痛な声を取り上げています。専門家は、このような事態を避けるために「工事完成保証」の重要性を指摘しています [02:51]。
不安が募りますよね。泣き寝入りは絶対避けたいところ。
美容脱毛のミュゼなども相次いで倒産しましたが、建築業界も先にお金を払うビジネスモデルのため、常に倒産リスクを伴います。
昨日、工務店に破産手続きされました。
土日を挟んでいるので週明けに弁護士に相談しに行きます。資金繰りに使われたであろう1000万円超の回収はほぼ不可能です。未完成の家に資金繰りに使われた1000万超を含めた何千万のお金をお金を払って行くことになりそうです。できる限りの事は— はれのち＠家垢地元工務店で建築中に倒産されました (@h_20254) June 6, 2025
同じ事を経験した友人がいます。
最終的には自己破産の形でローンを無くしました。
かける言葉も無いですが、弁護士さんを使って1番被害の少ない解決を模索してください。 https://t.co/WChors5hWb— イエアカヨウノアカ @アイ工務店 (@ieakayounoaka) June 7, 2025
これは悔しい……辛いですよね……
夢いっぱいのマイホームなのに……いくらなんでも1000万超えとなると……何とかならないの
SUUMOとかだと住宅完成保証してくれるけど、この方は住宅完成保証には入っていなかったみたい。
なにか救済制度はないものなのか…… https://t.co/VR6Rw2P9Nk— まほ(松浦ほのか) (@myhomedreamer) June 7, 2025
もしもの場合に備えてリクルートのような大企業が提供する無料保証を付けない手はありません。
まとめ
こういった疑問に答えました。
結論
- 相場情報のみを鵜呑みにして外壁塗装を依頼すると、「①業者の言いなりになりやすくなる」から損をする可能性がある
- 相場情報のみを鵜呑みにして外壁塗装を依頼すると、「②手抜き工事のサインを見逃す可能性がある」からすぐに高額の修繕費用が追加で発生するかもしれない
- 悪質な業者を避けて、なるべく費用を抑えつつ信頼できる外壁塗装業者を見つけたいなら、審査の厳しい一括見積もりサイトから3社ほど紹介してもらって比較してから業者を決めること
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